細部まで丁寧に作られた高級ミドルタワーPCケース「CORSAIR CC600T」

CORSAIR メンテナンス性と冷却性能を備えたミドルタワーPCケース CC600T: パソコン・周辺機器

水冷キットやメモリなどが有名なCORSAIRのPCケースです。高級感ある丸みあるデザインがいい感じです。中身は電源が下で裏面配線ができる最近よく見かける構造ですが細部がよく作られてて、大きく開いたCPUカットアウトやたっぷりと幅のある裏面など使い勝手良さそうです。サイドパネルも取り外し・取り付けがしやすそうです。

前面ファンと電源下には簡単に取り外しできるフィルタを装備されていて埃対策もそれなりにとられてます。前面のは特に非常に簡単にワンタッチで取り外せる感じになってます。

エアフローは、前（20cmファン、76CFM）で吸って後ろ（12cmファン）と上（20cmファン）で吐くタイプのエアフローになってます。構造やレビューを見た限りでは負圧（排気＞吸気）の状態になりやすい感じです。リアを吸気にすれば多少は改善されそうですが、トップから出た熱を再度吸いこむだけになりかねないような感じもします。ボトム中央に穴を開けてファンを取り付ければだいぶエアフロー改善されそうです。なおサイドパネルには穴は開いてないのでファンは取り付けられません。静音性についてはフロントとトップが結構メッシュなのでそこそこ音漏れするようです。

トップのファンコンは大きくてなかなか便利そうです。ただレビューによると20cmファンの回転数を変えてもほとんど体感音は変わらないようでした。回転数に大きな幅のあるファンと接続すると便利そうです。

価格は約20,000円と拡張性からするとやや高めの印象です。USドル価格が159ドルなので、特にぼったくり価格でもなく比較的良識的な価格だと思います（海外の倍以上とかの価格で売ってるPCケースも中にはありますので）。PCケースはでかくて重いので輸送費が結構かかりそうなのである程度は仕方ないんでしょうねε- (^、^;

冷却性能はさほど必要なくて外観デザインや内部の丁寧な作りや幅たっぷりで裏配線しやすいところや取り外ししやすいサイドパネルやフィルタなどが気に入った方には良さそうです。

エルミタージュ秋葉原エルミタ的「一点突破」 PCケース編 Vol.4　CORSAIR「CC600T」検証細部写真が多数掲載されてます