HDDをたくさん積めてヒートシンクつき新型PCケース SilverStone ATXミドルタワーケース(電源なし) シャドウベイ15基搭載 アルミフロントパネル採用 SST-TJ04B-E

SilverStoneさんから新型PCケースのTJ04-Eシリーズが出てました。HDDをたくさん積めて冷却もヒートシンクなど配慮されてるのが特徴です。エアフローはなかなか変わってまして、右側面と天井から吸気して背部から排気するという流れです。フロントパネル下部はふさがってますのでここから吸気することはできません。吸気部にはフィルターがついてます。上から吸うというのはやったことないですが廃熱効率はどんなもんなんでしょうか。

ドライブベイは5インチドライブが4つ、3.5インチドライブが9つ、2.5インチドライブが6つです。HDDの固定は最近では珍しいネジ止め式です。3.5インチドライブを収納する部分は1つのみで、ゲーム向けケースで最近よく見かける半分だけ取り外して超長いビデオカードに対応とかはできません。窓なしと窓ありなど4モデルありまして価格は12,000〜15,000円。なおKL04のほうはハードディスク用のヒートシンクがついてませんのでそれ目当ての人はご注意ください。

2004年に発表されたTJ04は、SilverStoneのタワーケースの定評あるTemjinシリーズの主力製品でした。その優れたオリジナルの設計図は、最新のPCハードウェアの必要に適合させるのにも、長年にわたってほんの少しのマイナーな微調整と改善しか必要としませんでした。TJ04をシステム構築者の間で人気のある選択に保つ面での重要な法則は、その控えめでクラシックなスタイルでした。それで、TJ04-E(Evolution)を設計する際にも、SilverStoneエンジニアは内部を大幅に改善しつつも外側のスタイルを主に変えずにおきました。
現在、電源は底部搭載で、最高4台の5.25”ドライブ、9台の3.5”ハードディスクと6つのSSDが装着可能で、ミッドタワー形式におけるストレージ容量の水準を引き上げています。増加したストレージ容量に加えて、TJ04-Eはいずれのハードディスクケージも取り外すことなく17インチまでのカードを装着できますが、これは通常フルタワーでのみ達成される機能です。数々の内蔵コンポーネントが確実に効率よく動作できるよう、TJ04-Eはハードディスク温度を減少させるためにカスタム冷却ソリューションを含んでおり、また2つのケーブルおよび内蔵コンデンサにより、ケーブル管理を容易にして、ドライブの安定性を改良しています。

TJ04-Eのすでに印象的なレイアウト効率の完成度を高めるべく、正圧設計のような詳細設計を他の高性能SilverStone製品から譲り受け、また素早く取り外し可能なフィルタでユーザーは何年もの間、一貫して高いパフォーマンスを容易に維持することができます。それでTJ04-Eも、その前作のように、PCの構築において何世代も持ちこたえることができます。

ホコリを効率的に防ぐ正圧設計
最大17”長の拡張スロットカード8枚をサポート
クラシックなスタイルの7mm厚アルミニウム製フロントパネル
容易に扱え、取り外せるファンフィルタ
スマートな後部ケーブル取り回し設計
敏速なCPUクーラー取り付け用のマザーボード背面開口部
最大9台の3.5”ハードドライブおよびマルチ2.5”ドライブスロットをサポート
革新的なハードディスククーラー内蔵
2つのSATAケーブル同梱で、ケーブル管理を改善